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糖尿病内科

糖尿病とは

糖尿病は、インスリンが十分に働かないために、血液中を流れるブドウ糖という糖(血糖)が増えてしまう病気です。インスリンは膵臓から出るホルモンであり、血糖を一定の範囲におさめる働きを担っています。
血糖の濃度(血糖値)が何年間も高いままで放置されると、血管が傷つき、将来的に心臓病や、失明、腎不全、足の切断といった、より重い病気(糖尿病の慢性合併症)につながります。また、著しく高い血糖は、それだけで昏睡(こんすい)などをおこすことがあります(糖尿病の急性合併症)
自覚症状が乏しいことが多いですが、上記のような重大な合併症を引き起こすことがあるため、健康診断などで血糖値の異常を指摘された場合、できるだけ早く受診するようにしてください。

糖尿病療養の当院の方針

(1)目的と目標を明確にする。

糖尿病療養の目的は、健康で長生きすることであり、糖尿病を治すこと血糖を下げること体重を下げることではありません。
目的を達成するためには明確な目標が必要であり、その為に血糖、HbAIc,体重などの目標設定をしています。
設定目標を達成するための手段として食事療法、運動療法、薬物療法、心理療法などを実施しているわけです。
いくら強力な設定目標を達成出来る療法でも、目的に反する手段は採用しません。
EBM(科学的根拠に基づく医療)を利用した診療を基本としています。

 

(2)食事療法の意味

糖尿病を治す食事療法、最高な食事療法などと言うものはありません.ましてや糖尿病に良い食べ物、悪い食べ物なども有りません。
健康で長生きしている方々の食事(健康食)を糖尿病の方へ適用しているだけです。
現在の食事と健康食との違いに気づき、どう修正するかを我々と一緒に考え自律的に実行することです。

 

(3)運動療法の意味

血糖や体重を下げるために運動するのではありません。運動をして心肺と足腰を鍛えている方が健康で長生きしている事実により、糖尿病の方に勧めているのです。
肥満糖尿病の方は、一般に非運動性身体活動によるエネルギー消費(NEAT non-exercise activity thermogenesis) が少ないとされております。なるべく座位活動を減らして、家事などの日常生活活動を積極的に行うことも重要です。

 

(4)薬物療法の意味

薬物(経口血糖降下剤、インスリン療法など)にて糖尿病を治すわけではありません。糖尿病による高血糖は、血糖調節機構が破綻した状態です。通常の食事、運動では血糖を下降させるのは困難であり、薬物にて強制的に下降調節するのです。薬物による副作用(低血糖、肝障害など)と薬物による血糖調節による利益(合併症の予防ないし進展抑制など)を考慮の上使用しているのです。